「107日」
それは、2018年がもうすぐ始まろうとする頃。それまで103日だった年間休日数を4日増やすことに決まりました。休日数が増えることは嬉しいけれど、仕事は減らない、スタッフは増えない。さて、どうしたものか?!
そこで私達は、事務作業に費やす時間を減らすことで業務量を軽減することに的を絞りました。そんなことはフツーでしょと思われるかもしれませんが、利用者支援の合間に入力作業をする環境も満足に整っているとはいえないなか、新しいことに挑戦するよりそれまでの方法を継続するという選択肢の誘惑と戦いながら、試行錯誤を重ねていくうちにこれはツールの問題だけではないと感じるようになりました。
事務作業を省力化するパソコンの台数も必要だけれど、それと同じぐらい大切なこと。それは、情報を共有すること。知っている人が多いほど、ミスを未然に防止し、「こんな方法もある」と新しい情報が入ってきます。
まさに「三人寄れば文殊の知恵」。
世の中では、目覚ましいAIの進歩で、人の気持ちに寄り添うことさえ優しく相槌をうってくれるロボットにお株を奪われてしまいそうですが、よりよい福祉サービスの提供を続けるために私達の働く環境の改善をひとつづつ積み重ねていきたいと思います。